「お金」と「こころ」の関係
「本当に好きなものを買っていいんだよ」
「本当に欲しい物を買えばいいんだよ」
お金のブロックとか
そんな話になるとよく言われるセリフ。
言われてた頃の私は
いまひとつわかってなかった。
「好きなものを買っていい」は
「なんでも買っていい」じゃない。
私の心がすーっと落ち着くもの。
私の心がほんわかと温かくなるもの。
私の心がうふふ、と踊るようなもの。
私の心がシャキーン!とシャープになるもの。
それがあると、私の心がこんな風に彩られていくもの。
なんじゃないかな、って今は思う。
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昔は「お金がない」が口ぐせで
いつもいつもお金の不安を抱えてて
でも、その割には100円ショップのようなところで散財して
安いから、とりあえずこれでいい、みたいな
そんな買い物ばっかりしていて。
安物のとりあえずのものを
大切に扱うわけもないし
そういうものに囲まれて生活していて
心が潤うはずもなく。
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好きなもの、
心が豊かに彩られていくもの、
そういうものを買うとなったら
その前に
自分の「好き」がどんなものなのか
どんなものに囲まれていたいのか
それがわかってないと買えないね。
自分の「好き」をどれだけ知っているかな。
自分の喜ばせ方、どれだけ知っているかな。
もしお金の不安があったとしたら
お財布を温めるよりも
「こころ」の方を先に温めてみたらどうだろう。